ワンピースと言えば、すぐに思いつくキャラクターは、ルフィでしょう!
主役なので、当然ですよね。
ワンピースを読んでいるかたは、お分かりと思いますが、とても伏線が多いです。
作者の尾田栄一郎さんは、よく考えられていると思います。
物語そのものもそうですが、登場人物の名前や、そのセリフの中にも隠されていることが多いですよね。
そこがこのマンガの魅力の1つなのだと思います。
ここでは、主役のルフィについて、書きたいと思います。
今更ルフィ?
と、思われるかもしれませんが、物語が進むにつれて、ルフィも変化しています。
特に最近分かったことと言えば、ルフィは、「太陽の神ニカ」では、ないかと言うことです。
ルフィが食べた悪魔の実、「ゴムゴムの実」またの名を「ヒトヒトの実」によって、その能力の覚醒した姿が、「太陽の神ニカ」ではないかと言うのです。
なので、ここでは、そのルフィが覚醒した姿の「太陽の神ニカ」についての考察をしたいと思います。
あらかじめ言っておきますが、これは、私の考察になります。
物語も1000話を超えているので、かなりうろ覚えの部分もあります。
なので、「そこ違くね?」と思うことも多々あるかと思いますが、ご容赦下さい。
ワンピースの考察ルフィ!
(画像引用元pixiv kirin_13)
お分かりの通り、ルフィは、この物語の主人公です。
考察の前に、少しルフィについて、お浚いいていきます。
と、言っても、もうワンピースを読んでいる方は、ルフィのことは、ご存じかと思いますので、お浚いをしつつの考察になります。
ルフィの能力
ルフィは、子供の頃、シャンクス達が敵船から奪った悪魔の実、「ゴムゴムの実」を食べていました。
つまりもう物語の1話目で、「ゴムゴムの実」を食べているのです。
そして、シャンクスが旅立つ間際に、麦わら帽子を受け取ります。
何巻かは、覚えていませんが、コミックのSBSのコーナーで、尾田先生に対し、ルフィの能力をゴム以外にすることは、無かったのですか?
的な質問がありました。
それには、尾田先生は、「ありません」と、言っていました。
(私の記憶が正しければそう言っていたと思います)。
なので、初めからルフィの能力は、ゴムと決まっていたようです。
そのことを考えると、当時から尾田先生の中には、ルフィがどのように進化していくのかが、既に頭の中で、描かれていたのかもしれません。
私も物語が進むにつれて、どんどん出くわす敵が強くなっていくのを見て、ゴムの能力だけで、どんな敵も倒せるのか?
と、思ったことは、ありました。
しかし、ルフィも徐々に能力を開花させて、今では、ギア5までの強さになりました。
では、ルフィがどのように強くなっていったのかを簡単に記します。
ギア2(セカンド)
ルフィが初めてギア2を使ったのが387話(コミック40巻)。
CP‐9のブルーノとの戦いのときでした。
そのギア2を使うことにより、ブルーノを倒せました。
ブルーノが倒れる直前、ルフィは、「もっと面白いもの見せてやるよ」と言っていることから、この時、ギア3まで使えることをほのめかしていますね。
ギア3(サード)
やはりエニエス・ロビーで、CP‐9と戦っているとき、ニコ・ロビンを救おうと鉄の扉をルフィが破壊します(コミック42巻403話)。
そのときギア3を使うのですが、使っている姿は、出てこないです。
使った後に、小さくなったルフィがいます。
その後、エニエス・ロビーで、ロブ・リッチとの戦いで、ギア3を使うシーンがあります。
ギア2とギア3は、エニエス・ロビーでのCP‐9との戦いで、開花させたことになりますね。
ギア4(フォース)
ルフィが初めてギア4を使ったのが、コミック78巻784話のドレスローザで、ドフラミンゴとの戦いのときです。
ギア3ではルフィの腕だけが巨大化しましたが、ギア4は、ルフィの体が巨大化します。
しかし、ギア4の姿でいられるのは、時間に制限があり、元に戻ると10分間、覇気が使えなくなります。
覇気が使えないとギア4の姿にはなれないようです。
ここでは、ギア3を使った後のように、ルフィが小さくなることは、なくなっています。
因みに、ルフィが覇気を使えるようになったには、無人島「ルスカイナ」によりレイリーとの修行後になります。
ギア5(フィフス)
このギア5こそまさに「太陽の神ニカ」の姿と言われています。
初めてギア5になったのは、コミック103巻の1044話。
カイドウとの戦いのときです。
ここで、ギア4までとの違いは、今までは、ルフィが自分自身で、変身していた感じだったのですが、ギア5の姿に初めてなったときは、いつの間にかニカの姿になったいたって感じです。
このように、ルフィの能力は、進化してきました。
このギア5が最後かはわかりませんが、ルフィが「太陽の神ニカ」の姿になっていることを考えると、やはり始めからルフィの能力が決まっていた可能性は、高そうですね。
ルフィの技
ここで、少しルフィの技をいくつか紹介します。
初期 |
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ギア2 |
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ギア3 |
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ギア4 |
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ギア5 |
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上の表にあるルフィの技は、ごく一部です。
まだ、沢山あります。
このようにギアが上がるにつれて、強力な技が使えるようになっていきました。
SBSとは?
SBSとは、S=質問、B=募集、S=すると言うコミックにあるコーナーのことです。
読者から、尾田栄一郎先生に質問するコーナーで、以前は、アニメの声優さんあてにも質問する機会を設けていただいたこともありました。
ルフィが覚醒した能力太陽の神ニカとは?
(画像引用元pixiv かるかろどん)
「太陽の神ニカ」とは何か?
ですが、ルフィについてもう少し触れます。
前述した通り、ルフィは、連載開始から大分進化してきています。
ここにきてなぜルフィについての考察なのか?
かなりワンピースの物語が進み、色々なことが徐々に判明してきました。
ルフィのこともその内の一つかと思います。
最初は、気にならなかったことも、物語が進むにつれ、色々なことが隠されていて、後々、それが繋がってきます。
ワンピースは、特にそんな場面が多いと思います。
先ずわかっていることを言うと、ルフィとサボ、エースは、子供の頃、盃を交わし、兄弟になっていることや、お父さんがモンキー・Ⅾ・ドラゴン(革命軍)であり、おじいちゃんが、海軍中将のモンキー・Ⅾ・ガープ。
ここまでなら、名前に隠された「Ⅾ」以外は、「ふーんそうなんだね」ぐらいにしか私は、思っていませんでした。
しかし物語が進むと、名前に隠された「Ⅾ」以外にも、麦わら帽子や覚醒された「太陽の神ニカ」の姿など、ルフィにもまだ謎があるんだなと思いました。
と、長くなりましたが、では、「太陽の神ニカ」とは、何かをみていきます。
太陽の神ニカとは?
先ず、ルフィのモデルになったのがハヌマーンですよね。
このハヌマーンが覚醒したルフィの姿「太陽の神ニカ」に繋がっていると思います。
ここで少しハヌマーンついて、述べます。
ハヌマーン
インド神話における神猿。風神ヴァーユが天女アンジャナーとの間にもうけた子とされる。
変幻自在の体はその大きさや姿を自在に変えられ、空も飛ぶ事ができる。
これだけ文章だけ見てもルフィの覚醒した姿そのもののように思えますね。
更に母アンジャナーは、ハヌマーンに正しい教育が必要だと思い、光や知識を象徴する太陽神に学ぶ様に息子に勧めたそうです。
ここで疑問です。
ハヌマーンがルフィとすると、ヴァーユがモンキー・Ⅾ・ドラゴン。
だとすると、アンジャナーな誰なのか?
因みにこのハヌマーンは、「西遊記」の孫悟空のモデルでもあるそうです。
このようにルフィの覚醒された姿「太陽の神ニカ」は、ルフィのモデルとなったハヌマーンからきているかと思います。
ただ、もう1つモデルになっていると思われるのが、「勝利の女神ニケ」だ。
サモトラケのニケとも言われていますが、その彫刻がルーブル美術館にあるそうです。
勝利の女神ニケ
ヘレニズム期の大理石彫刻、翼のはえた勝利の女神ニケ(ニーケー)が空から船のへさきへと降り立った様子を表現した彫像だそうです。
なぜ頭と腕が無いのか?
については、この像は、1118点の片翼の断片が発見され復元したそうです。
その時、頭部と腕が見つからなかったとのことです。
しかし、このサモトラケのニケは、女神なので、女性です。
なので、名前だけ真似た可能性は、ありますね。
あと、この像は、空から船のへさきへと降り立った様子を表現した彫像とあるので、ルフィが船で一番好きな場所がへさきですよね。
もしかすると、このことからそうしたのかもしれませんね。
ただ、この像には、翼があります。
そこが少し気になるとこです。
話を元のに戻します。
ワンピースの物語は、尾田栄一郎先生がかなり考えてつくられています。
なので、違う理由があるのかもしれません。
そして、まだ明かされていない謎も多いです。
なぜルフィが覚醒した姿が、「太陽の神ニカ」なのかもこれから明らかになっていくのでしょう。
まとめ
今更ですが、ルフィいについての考察をしてみました。
では、なぜ今なのか?
やはり物語が進むにつれ、色々と判明してきましたよね。
ルフィもそうです。
なぜ覚醒した姿が「太陽の神ニカ」なのか?
新たな謎が出てきたからです。
徐々にいろんなことがわかってくると、同時に新たな謎が生まれます。
最初に思っていたことが違っていたり、もしくは、あまり気にしていなかったことまで、謎になるのです。
麦わら帽子なんてそうじゃないですか?
ルフィについては、「太陽の神ニカ」や「麦わら帽子」以外にも、まだ謎があります。
名前につく「Ⅾ」の意味もそうですね。
このことについても、かなり前にSBSで、読者から質問されていました。
その時、尾田先生は、物語を読み進めていけば、その内わかると思います。
的なことを言っていたと思います(たしかそんなようなことっだった)。
なので、その内わかるかと思いますが、読者のなかでもそのことについて、考察している方がいますよね?
「Ⅾ」のことは、連載当初から謎にしておく構想だったのでしょう。
っと、それについては、この記事のタイトルとは、少しズレるので、また、別に書きたいと思います。
また進展があれば、追記したいと思います。
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